電子ブレーカートラブル発生!これが悪質詐欺業者の手口だ!

悪質業者に注意

電子ブレーカーの導入(購入)に際して、実際に起こったトラブルや「悪質詐欺業者の販売手法(手口)」を詳しくお伝えします。2006年3月から電子ブレーカーを販売し続けている弊社へは、「電子ブレーカーのトラブルに巻き込まれてしまった。助けて欲しい」「電子ブレーカーの詐欺業者にだまされてしまった。解決する良い方法はないものか?」など、深刻なご相談の電話が掛かってくるのです。そこで今回は、相談数が最も多く、悪質性の高い「プロ集団の販売手法(手口)」を、実例とともに解説いたします。電子ブレーカー購入時の参考情報として、是非ご活用ください。

目次

<第1段階>お客さんから「現地調査の許可をもらうまでの営業」の段階

<第2段階>「現地調査の実施」と調査後の「報告書(提案書)の作成」の段階

<第3段階>お客さんへ「調査結果の報告」と「電子ブレーカーの提案」の段階

<第4段階>お客さんと「電子ブレーカーの契約を交わす前後」の段階

<第5段階>「電子ブレーカーの設置」と「設置後のアフターフォロー」の段階

<最後に>本文を作成した理由と想い

<第1段階>お客さんから「現地調査の許可をもらうまでの営業」の段階

電子ブレーカーを販売するためには、まず「現地調査」を行い、「何KWの電子ブレーカーが付けられるか?」を判定する必要があります。この調査により動力の電気料金(基本料金)の削減額を確定させることができるのです。悪質業者にとって「現地調査を獲得」することこそ、電子ブレーカー販売のスタートであり、最重要ポイントだといえるのです。とにかく、「ここさえクリアできれば何とかなる!」と経験上、わかっているのです。

なお、トラブルやクレームを頻繁に起こしている業者の傾向として「テレアポ(電話営業)」から(お客さんへの)営業活動をスタートさせている。というケースが数多く見受けられます。今回ご紹介する「プロの悪質業者」も「テレアポ(電話営業)」から営業をスタートさせ、数多くのトラブルやクレームを、全国に巻き起こし続けているのです。では、「現地調査を獲得」するまでの「悪質な手口の実例」からご紹介します。

「テレアポ(電話営業)」時の悪質な実例

① 地元の大手電力会社か、その子会社か、関連会社か、下請け会社のいずれかだと偽って、「現地調査」をさせるよう迫ってくる。

  • 地元の大手電力会社やその子会社、関連会社、下請け会社(の者)だと偽る
  • 「〇〇電気保安協会」などを名乗り、地元の本当の「〇〇電気保安協会」なのかな?と、勘違いさせる
  • 本当の会社名とは別に「〇〇電気協会」や「〇〇電気組合」などの団体名を独自に作り、「非営利団体風(ふう)」を装って、お客さんを安心させようとする
  • 「最近は、お客さんへのサービス向上の一環として、(大手電力会社も)省エネ・省コストの推進活動も行っているんです!何より今はSDGsの時代ですからね!」などと、もっともらしい嘘をつき「現地調査の許可」をもらおうとする

② 電気事業法で定められている「電気安全調査」や「電気定期調査」もしくは「漏電調査」を行うという名目で、お客さんから「現地調査の許可」を取り付けようとする。

実際には「電子ブレーカーの容量(KW)調査」を行い、「電気安全調査」や「電気定期調査」「漏電調査」などは全く行いません。

それにもかかわらず、現地調査後には「調査した結果、全く問題はありませんでした」「漏電はありませんでした」などと、「やってもいない嘘の報告」を、お客さんに平気で行います。

電気安全調査・電気定期調査とは…電気事業法では、一般の家庭や商店は4年に1回、学校や病院などは1年に1回、電気事業者(地元の大手電力会社や、その関連会社の電気保安協会)の点検・調査を受けなければならない。

電子ブレーカーの容量(KW)調査とは…何KWの電子ブレーカーが付けられるかを判定するための現地調査のことです。この調査で「削減できる電気料金(基本料金)の額」がわかります。

また、「漏電調査をしておかないと、電気火災が起こった時、建物オーナーさんに責任が及ぶことをご存知ですか?」などと、脅迫めいた営業トークを行ったり、「漏電調査を行って、その結果、『漏電は無かった』ということが確認できたら、それはそれで意味のあることだと思うのですが、しかも費用は一切掛かりませんし」など、一見お客さんのことをおもいやったような「タチの悪い営業トーク」も行います。

③ お金(費用)は掛かりません。と嘘を言う

この手の悪質な営業にだまされた方に共通するお声として、「(電気代を下げるための)お金(費用)は、掛かりません。お金を掛けなくても電気代は下がります」と、一番最初(の営業の段階)に業者から言われたそうです。(「電力会社の切替え」による電気料金の削減の場合には、お金(費用)を掛けずに電気代を下げられる。ということが世の中に浸透してきたため、お客さんの方も業者の言葉にだまされやすくなってきているのです。と同時に、悪質業者の方もそのことを利用して、お客さんの錯覚や勘違いを誘おうとしているのです)

<第2段階>「現地調査の実施」と調査後の「報告書(提案書)の作成」の段階

① 現地調査(電子ブレーカーの容量(KW)調査)の実施

現地調査のときに、お客さんが立ち会われるケースと、立ち会われないケースがありますが、「立ち会われないケース」の方が多いため、そちらの実例をご紹介します。

(悪質)業者の人間2名が現地に行き、現地調査という名の「電子ブレーカーの容量(KW)調査」を行います。この調査は、30分程度で終わるとても簡単な「簡易調査」なのです。(なお、このような簡易調査では「正式な電子ブレーカーの容量(KW)調査」ではないため、「正確な電子ブレーカーの容量(KW)」が選定されていない。というケースが数多くあるのです)

「正式な電子ブレーカーの容量(KW)調査」のやり方については当HPの「電子ブレーカーとは」「調査可能物件・業務方針」 の 削減調査方針・ブレーカー容量(KW)の選定方針を、ご確認ください。

② 調査結果の報告書(提案書)の作成

<悪質業者は、調査結果の報告書(提案書)を「手書き」で作成します>

ここで注目なのですが、普通の電子ブレーカー販売業者なら「調査結果の報告書(提案書)」は、100%パソコンかワープロで作成します。

しかし、このような悪質業者は、(ラッションペンによる)「手書き」で調査報告書(提案書)を作成するのです。以下の①~⑥の内容を、何回かに分けて、手書き記入し、お客さんに渡すのです。

  1. 今現在(電子ブレーカーの導入前)の契約電力KWと、それに伴う月額基本料金の額
  2. 導入できる電子ブレーカーの容量(KW)と、それに伴う導入後の月額基本料金の額
  3. 削減できる契約電力のKW数と、それに伴う月額基本料金の削減額(①-②)
  4. 基本料金の「年間削減額」と「10年間の累計削減額」と「15年間の累計削減額」
  5. 月額リース料金(電子ブレーカーを「リース」で買わせたときの月額リース料金)
  6. 月額純メリット「③月額基本料金の削減額 - ⑤月額リース料金 = ⑥月額純メリット」

    注)ただし、上記⑥の「月額純メリット」の額が小さい(少額の)場合には、上記の⑤⑥は記入しないケースがほとんどです。「現金買い取り」での販売(提案)に切り替えるのです。

<第3段階> お客さんへ「調査結果の報告」と「電子ブレーカーの提案」の段階

まず、お客さん宅を訪問します。

ここで初めて自分の名刺をお客さんに渡し、挨拶をします。

「漏電調査(又は安全調査)を行った結果、問題はありませんでした」と、やってもいない調査の報告を口頭で行います。

その後、(一般電気事業者である地元の)大手電力会社の「電気特定小売供給約款」や「電気料金単価が載っているパンフレット」などをお客さんに見せながら、巧みにその内容を説明します(多くのお客さんは、この時点で大手電力会社の人間か、その関連会社の人間か、下請け会社の人間のいずれかだ。と確信するそうです。「電気特定小売供給約款」や「電気料金単価表」という「重みのある資料」を利用して、「本物らしさ」を装っているのです)。

上記の二つの資料の中には、(電子ブレーカーと関係する)「契約主開閉器」や「主開閉器契約」という項目が載っているのです。そこの部分を指さしながら「主開閉器契約」とは何か?など…「主開閉器契約(に変更すること)の良さ」を熱心に語り始めるのです…。

「例えば、お客さんの物件に、うちの電子ブレーカーを「主開閉器」として導入されたら、動力の電気料金(基本料金)が、月額〇〇,〇〇〇円~〇〇,〇〇〇円ぐらい削減でき、年額では〇〇〇,〇〇〇円~〇〇〇,〇〇〇円ぐらいも削減でき、15年間では何と〇,〇〇〇,〇〇〇円~〇,〇〇〇,〇〇〇円も、削減される可能性が十分あるんですよ!本当に!」

そうすると、「何でそんなこと(基本料金が削減できること)がわかるのか?」とお客さんから疑問の声が上がります。

「実はこの前、「現地調査(偽の安全か定期か漏電か)」で現地に行かせてもらった時、予定より早く調査が終わったので、

ついでに「主開閉器契約(への切替え)調査」もさせてもらったんです。あそこの物件は、「主開閉器(メインブレーカー)」として、うちの電子ブレーカーを付けられると、明らかに動力の電気料金(基本料金)が、大幅削減できるだろう!と思ったからなんです。だから一緒に「電子ブレーカーの容量(KW)調査」も、しておいたんですよー!」と、悪気もなく話します。このあと悪質業者は、「詳しい電子ブレーカーの説明」を始めます。

お客さんの反応が良くなってきたときを見計らって、

「ただ、(あそこの物件が)毎月、動力の基本料金をいくら支払っておられるのかについては、こちらではわかりませんので、(電力会社から)毎月きている「電気料金の明細書」を確認させてもらえませんか?そうすると、「毎月いくら基本料金が削減できるか?」が、はっきりとわかりますので!」そうするとお客さんは、ちゅうちょしながらも、「電気代がそんなに下がるんだったら、まぁ~いいかっ「電気料金の明細書」ぐらいなら見せてやろう」と、なるのです。

具体的には、

悪質業者は、お客さんから預かった「電気料金明細書」を見ながら、『<第2段階>の②』の項目(①~⑥)を、専用のA4用紙に(ラッションペンで)「手書き」記入していくのです。

  1. 今現在(電子ブレーカー導入前)の契約電力は〇〇KWで、月額基本料金は〇〇,〇〇〇円
  2. 導入できる電子ブレーカーの容量は〇〇KWだから、月額基本料金は〇〇,〇〇〇円に
  3. 削減できる契約電力KWは〇〇KWだから、月額基本料金の削減額は〇〇,〇〇〇円に
  4. 基本料金の「年額削減金額は〇〇〇,〇〇〇円」で「15年間の累計削減額は〇,〇〇〇,〇〇〇円」に
  5. 電子ブレーカーをリースで買った時の「月額リース料金は〇〇,〇〇〇円」
  6. 月額純メリット(「③削減できる月額基本料金〇〇,〇〇〇円」-「⑤月額リース料金〇〇,〇〇〇円」=⑥月額純メリット)

悪質業者は、お客さんに上記の①~⑥の数値を見せながら

「ところで電子ブレーカーは、7年リースで(購入すると)、月額リース料金が、〇〇,〇〇〇円になりますから、基本料金の月額削減金額〇〇,〇〇〇円で差し引くと、毎月〇,〇〇〇円が確実に(純粋な)メリットになるんです!しかも、最初の7年間の基本リース期間が終了し、8年目以降になると、丸まる「基本料金の月額削減金額〇〇,〇〇〇円」が、毎月儲かり続けることになるんですよー!いいでしょう!」などと、一方的に電子ブレーカーを「リースで購入」させようとしてくるのです。

その一方で、

「現金一括払い(現金買い取り)」での電子ブレーカーの販売価格は教えません。

悪質業者は、基本的に電子ブレーカーの「現金一括払いでの販売価格」は、何度聞いても教えません。とにかく「月額リース料金」の額だけを、お客さんに教えます。(「現金一括払いでの販売価格」を教えると、税込で66万円~132万円ぐらいになってしまうため、お客さんがあきれてしまい、買ってくれなくなることと、電子ブレーカーの特性(毎月同じ額の基本料金が削減される)を利用して、「月額削減金額」と「月額リース料金」の「差額(純メリット)」を強調し、何がなんでも「リースでの購入」をさせ、できるだけ高値で電子ブレーカーを売り付けようとするからです。ましてや、リース会社の人間も同行している場合には「二人掛かり」でリース契約を結ばせようと、(見えない)圧力を掛けるのです)

ただし、(基本料金の)月額削減金額が、比較的少額(7,000円以下)の場合には、「現金一括払いでの電子ブレーカー販売価格」を教えるケースが多くなってきます。

何故なら「月額リース料金」の方が「月額削減金額」より大きくなってしまい、7年間の基本リース期間中は、(差し引きしたら)毎月「赤字」になってしまうからです。月額削減金額が7,000円以下の場合なら「現金一括払いでの販売価格を教える」と、思ってもいいだろうと思われます。

多くの場合、電子ブレーカーの「月額リース料金=(販売価格)」は、「削減できる月額基本料金の額」によって、販売する業者や担当者が、「好きなように価格設定」しているのです。

このことは悪質業者に限ったことではなく、電子ブレーカー業界で広く行われている「悪しき慣習」であり、電子ブレーカーの特性(毎月同じ額の基本料金が削減される)を利用した「悪質な販売方法」だといえます。

なお、「(基本料金の)月額削減金額」と「(電子ブレーカーの)月額リース料金(販売価格)」の関係については、当HPのブログ:電子ブレーカーの価格(値段や費用)を詳しく教えます!に詳しく載せておりますので、よろしければご参考になさってください。

<第4段階> お客さんと「電子ブレーカーの契約を交わす前後」の段階

(契約を交わす前の段階)

「(基本料金の)削減額の大きさや電子ブレーカーの良さ」に、お客さんが納得されている様子が確認できたら、いよいよ本当のことを話し出します。

「うちは大手電力会社とは関係がないんです」

それを聞いたお客さんは、「大手電力会社の関連会社か、その下請け会社の人間だと思っていた。そんなことでは話しが違う!」と、憤りの言葉を悪質業者にぶつけられます。

その言葉に対して悪質業者は、色々な言い訳をしながら、お客さんの怒りが収まっていくのを待ち続けます。

そして、その怒りが収まってきたことが感じとれたら、お客さんにお詫びの言葉を伝えながら、「契約」にむけ、最後のセールストーク(クロージング)に入っていくのです。

そして、最終的には「契約」を勝ち獲ってしまうのです。

(契約を交わす段階)

その後、「契約書」を交わす段階になり、契約書等の記入の仕方の説明を、悪質業者が行います。

ここで、悪質業者の特徴なのですが、

「契約書」以外にも、「確認書」なるものへも、記入・捺印するよう求めてきます。

契約書以外にも「確認書」という名の誓約書までお客さんに書かせるのです。(10項目ぐらいあり、承諾する場合にはその項目の右端に〇を記入するようになっており、一番下に契約者である記入者の氏名の記入と、捺印をさせるようになっているのです)

ここで代表的な承諾項目を3つご紹介します。

  • 弊社(悪質業者のこと)は、大手電力会社とは一切関係がありません。理解できましたか?
  • 契約した電子ブレーカーは「クーリングオフの対象外」です。理解できましたか?
  • 一番最後の項目に、「上記9項目」の内容は、全て理解できましたか?

そして、悪質業者によっては「確認書」に「連帯保証人」まで付けるよう要請してくるところもあるようです。又、そのような業者は「契約書」にも「連帯保証人」を付けさせます。

(この営業方法から考えられること)

「テレアポ(電話営業)」から「削減金額の報告」までの期間は、大手電力会社かその関連会社か下請け会社だ。と嘘をつき、削減金額を報告した途端に、「大手電力会社とは関係がない」と白状し、怒られながらも最終的には契約を獲る。しかも高額で=リース契約。

これは正に「電子ブレーカーでの(電気料金の)削減額(の大きさ)をエサ」に「電子ブレーカーの契約」を結ばせようとする「巧妙かつ顧客心理を悪用した」、とんでもない「悪質営業」だといえます。悪質業者は、自分が嘘をついていたことを白状し、お客さんから(いくら)怒られても、「(電子ブレーカーによる)削減金額(の大きさ)」を見せれば、多くのお客さんは「契約書にサインする」ということを、「経験則」からわかっているのです。

しかも「確認書」まで書かせ、自分達のそれまでにしてきた詐欺もしくは詐欺まがいの言動を「もみ消し」にし、同時にお客さんの気持ちが変わらぬよう(ダメ押しとして)「クーリングオフの適用外(契約の取消しや返品はできない)」まで持ち出す。という念の入れようです。また、明らかに「裁判対策」や「クレーム対策」が施してあることが「確認書」の文面から読み取れます。お客さんが「契約の取消しや(悪質業者を)訴えても、あなたは勝てませんよ!」ということを、お客さん自身に自覚させるような内容になっているのです。

まぁ、逆から考えてみれば「自分達が悪いことをしている」という「自覚の表れ」が、この「確認書」に表現してある。ともいえるのです。

ひと口メモ

悪質業者によっては、最初から最後まで、大手電力会社か、その関連会社か下請け会社の社員を装い続け、「完全なりすまし詐欺」を行うところもあります。

少しでも「変だな?」と感じられたら、遠慮せず、お近くの消費生活センターや警察に、相談しましょう!

<第5段階>「電子ブレーカーの設置」と「設置後のアフターフォロー」の段階

運悪く悪質業者と電子ブレーカーの契約を結ばれた時のその後についてご説明します。

(電子ブレーカーの設置)

まず、電子ブレーカーを設置・交換する時は、「電気工事の有資格者が対応」しなければなりません。また、設置・交換時には地元の大手電力会社への「申請」が必ず必要です。

なお、いくら悪質業者であっても、このことは絶対に守らないといけないため、設置・交換の電気工事については、心配しなくて良い。といえます。なお、基本的に、設置工事は悪質業者ではなく、「電気工事業者」が行います。

(設置後のアフターフォロー)

悪質業者につかまると、長期間(10~15年)に渡って「心配ごと」が続きます。

悪質業者は、電子ブレーカーを契約させるまでが、自分(自社)の仕事だと考えているのです。俗にいう「売り逃げ」で、アフターフォローどころか、設置後は、できるだけ客と関わりたくない。と思っているのです。今までに犯してきた悪事について指摘される可能性もありますし、電子ブレーカー設置後のトラブルやクレームの対応など、金にならないことは、全くやる気がないからです。

そのくせ、基本リース期間(7年か10年)」が終了する半年~1年ぐらい前になると、「お久しぶりです。お元気でしたか?そろそろ電子ブレーカーを取り替えないと火事になる可能性がありますよ、早くしないとまずいですよ!」などと言って、お客さんに「買い替え」の電話営業を仕掛けてくるのです。

ちなみに、電子ブレーカーは設置後13年~15年で買い替え(交換)すれば十分なのです。

設置後7年で買い替え(交換)させようとするのは、引き続き「リース契約」を組ませようと、悪質業者が企んでいるからなのです。

ただ、悪質業者以外にも「基本リース期間(7年か10年)」が終了する半年~1年ぐらい前に、電子ブレーカーの買い替え(交換)をお客さんに要請してくる業者がいますので、注意が必要です。

<最後に>本文を作成した理由と想い

今回は「電子ブレーカートラブル!」に、巻き込まれる方を一人でも多く未然に防ぎたい。との想いから本文を作成させて頂きました。

ただ、残念なことに今回登場した悪質業者以外にも、似たような業者がたくさんいるのが、電子ブレーカー業界の悲しい現実なのです。

そうです…

「電子ブレーカーには何の責任もないのです。悪いのは、扱う業者や人間の方なのです」

「本来、電子ブレーカーは、正しい業者から、正しく買って、正しく付ければ、素晴らしく良い物なのです!」

結局のところ電子ブレーカーは、どのメーカーの物を買うか?ではなく、どの業者から買うか?で、全てが決まってしまうのです。

そうは言っても、「良い業者」はどうやって探すのか?

良い業者の見分け方は?その判断基準は?

などの疑問が出てくることと思います。そんな時には、僭越ですが、弊社が作成いたしました以下の資料(弊社HPのブログ)を、ご参考にして頂けると幸いです。

ブログ:電子ブレーカーの価格(値段や費用)を詳しく教えます!

ブログ:電子ブレーカー価格(値段やリース料金)教えます【2023年版】

ブログ:電子ブレーカーを分譲マンションに正しく導入する方法

ブログ:電子ブレーカーを買い替え(交換)する際の注意点とポイント

また、弊社では日本製の高性能電子ブレーカーを、「10万円台」という超良心価格で販売させて頂いております。よろしければ、下のイラストをクリックし、ご確認ください。

長文のところ、最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

お問い合わせ・資料請求

電気料金や電子ブレーカー並びに「EV保守料金&リニューアル費」のことでお困りのマンション管理組合様
マンション・ビルオーナー様、経営者様、企業様は、お気軽に「お問い合わせ」もしくは「資料請求」してください。

082-881-0650

受付時間 10:00-17:00 [ 水・土・日・祝日除く ]